デレ7th幕張レポ

 

デレ7th幕張お疲れ様でした。

月初の平日ど真ん中という参加難易度高めのライブでしたが、結論から言えば万難を排してでも参戦してよかったと思えるような最強の現場であった。

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会場は幕張メッセ9〜11ホールだったので座席の重要性は開演前から指摘されていたところだった。というのも本会場は段差のない平らなオールフラット構造なため、前方以外に人権が付与されない可能性濃厚と予想されていたからだ(以前同会場で開催された3rdライブがそうであったことも恐怖に拍車をかけた)。だが蓋を開けてみれば花道ありセンターステージあり両サイドステージありと後ろの方にもかなり配慮されたバリアフリーな構成であったので一安心。運営側にもまだ良心があったことを感じさせた。どこかアニデレ最終回で出てきたステージを彷彿とさせましたね。

そんなわけで別に後方でもよかったんだけれども、今回引き当てた座席はまさかの最前Aブロックだったので舞い上がった。今までこんな前に来たことはなかったのでちょっとビビる。

改めて思ったんですが、演者の表情がハッキリわかる距離で見るライブって本当に楽しいんですよね。それならLVでいいじゃんってなるんですけどそこは生の空気感というか、実際に同じ場所を共有しているからこそ生じる楽しさって大きいと思う。コールとか手を振ったりするのLVじゃ一方通行でしかないですしね(現地でも一方通行ではある)。やっぱり現場じゃなきゃ勝たねえンだよ!

ちなみに会場の2階みたいなところがフラスタゾーンになっており、空調も効いてるので開演前のオタクは大体そこにたむろっていた。コンビニもあってクッソ快適だったのでフラットの弱点を解消してくれた今回は全体的に見てかなりいい箱であったよう感じた。

 

ここが凄いよ7th幕張!

・ちよなぴ、大躍進

一番最初に演者が出てきた時、メインステージ脇から飛び出してくるなっぴーに目を奪われたもつかの間、頂上に堂々と君臨する都丸ちよを見て流石に驚いた。メインステージを張る姿が嬉しかったのもあるが、私は座席が前方だったのでメインステージを見るほかなく、そこにちよなぴがピンポイントで登場してくれたことが嬉しかった。

これに限らず今回の公演で特に感じたことは、今までのライブに比べると明らかに都丸ちよとなっぴーの存在感が増していたという点だ。

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法子に関しては今回送られたフラスタ数が最多なのではとか言われていて、実際見てもめちゃくちゃ多かったよう思えた。公演でも節々の参加楽曲で存在感を発揮し、ハイファイやきゅんきゅんまっくすなどユニット曲は勿論のこと、きらりのソロ曲たるましゅまろキッスをペアで歌ってくれるとは全く予想外だった。画面一杯に映る都丸ちよを見て、なんていうか、都丸ここまで来たんだなぁという謎の後方彼氏面みたいな感じになってしまった。いやあもっと売れて欲しいですね、つうか法子に曲寄越せオラッ!

改めて思ったんだけれど、担当アイドルへのフラスタって最も効率的な応援方法なんじゃないですかね?そのアイドルがこんなにもたくさんの人から応援されている、と他のPや演者、運営側にも直接伝えることが出来るのはかなりアドバンテージが大きい気がする。1台~5万ぐらいなのでそこまで無理な金額でもないだろうし、ツイプラで人集めてカンパすればひとり1000円で出せるしね。

なっぴーは本当に、今までで一番輝いていたように見えた。

そもそもパンフレットの写真の時点でオイオイオイ一番かわいいんじゃねーのだったんだけど、舞台の上にいるなっぴーは誰よりも輝いて見え、その向日葵のような笑顔がディスプレイに映るたびにこっちも満開のオタクスマイルになってしまった。2日目終了時の挨拶で、「太陽みたいだと言ってもらえることがあるけれど、薫ちゃんが太陽だから薫ちゃんに照らしてもらってるんだと着替えてるとき気づいた」みたいな話をされていたのも印象に残った。つうか途中の感想パートでなっぴーがMAGIC歌ったときめちゃくちゃ上手くなかったですか??見てくださいよ!この顔!こんな光り輝く笑顔した声優を灰被りのままにしておいていいわけないでしょ!?はよソロ曲寄越せや!!!!!

 

 ・久川姉妹

本公演の目玉と言ってもいい久川姉妹役の二人は最高のおくりものを届けてくれた。

まず二人とも顔が良すぎるんですね。長江さんのはーちゃん感ある髪型クッソ似合ってて強いし立花さんのくりっとした目は狂おしいほど好き。それでいて初舞台感ある初々しさが最高すぎて……。若いって……いいネ!

おくりものサンデーに関しては元々楽曲の強さに夢中だったこともあってやっぱライブでもクソ楽しいなと再確認した次第。未だに今年出たデレ楽曲のなかでは一番好きなんですよね。あと結構画期的な曲だと思っていて、なんとなく新アイドルが登場した去年あたりから楽曲の傾向が徐々に変わりつつあるように思う。それを最も如実に体現している曲という印象なのだ。

おくサン以外では久川姉妹を連れて披露されたKMMD、ストーリー性高すぎない?????メロイエで可愛いを模索していた法子らが上京したての姉妹をリードするような先輩役にまで成長したことを感じさせる。あとは今までKMMD聴くときは大体都丸ちよの声を意識して聴いていたんだけど、今回はしのしーの芯の通った歌声が意識できるようになったというか、姉妹が加わったことでいつもより視野を広げて聴くことができたのか知らんといった感じ。いやマジでギャワイイイ!!って叫んだよね。ギャンバって!!!って。

 

・桜咲千依から激レス貰った

これはマヂ

今回私は最前ブロックかつ前の座席が空席だったこともあり、視界の通った状態でライブを楽しむことができた。そんなわけで大いに満足していた訳だが、最後の4周年曲が終わった後、白坂小梅役の桜咲千依氏がちょうど目の前の位置に立っていたので、ずっと振っていた水色リウムをブンブン丸してアピってみた。するとそれまで天皇の如く万民に向けて手を振っていたちょこたんが、まさに俺の方のみに向けて両手でレスを返してくれたのだ!!!!例えて言うならそれまで全体攻撃してたのが突然俺単体に向けて大ダメージ奥義ブチ込んでやるぜ!!!!!!!!!!!!!って感じ。他に周囲に水色リウム振ってるやついなかったし、後ろは通路だから後ろの奴とかいない。もうこれだけで十分ニチッッ!!!パワーを貰えますよ。えぇ(深い頷き)。

あと都丸ちよが最後にドーナツオッケーしてくれたの、あれは俺だけに向けてじゃないだろうから自慢はしないでおきますね。

 

・セクギャルの新曲強すぎ

誰もが驚いた、そして待ち望んでいたであろう待望のユニット曲に一気に高まってしまった。おまけに楽曲の強いこと!音源まだ聞いてないんだけど今の時点ではおくりものに次いで今年二番目のブッ刺さり曲になりましたね。こちらもおくサンのように今までと違う雰囲気あるというか、最後とかLMFAOじゃん。いやホントに強いから強い。生まれた時からG.A.L.になりて〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。

山下七海は魔性の女ですよ。彼女はおそらく己自身の美貌を一番よくわかっていて、男を魅了することに悦びを感じていると本公演で確信しましたよ。

 

・『谷の底で咲く花は』

2日目のMVPを選ぶとすれば、間違いなく彼女を推したい。そう感じさせるほど白菊ほたる役、天野聡美さんは強烈な印象を残した。センターステージで見せた佇まいと表情、そして歌声は画面越しに見ていて息を呑むほど儚げで、多くを語らずとも圧倒されるものだった。

何がビックリってこの子ほたる役がほぼ初仕事みたいなもんだったんですね。それでこの圧巻のパフォーマンス?強すぎん??

JUNGO、お前がナンバーワンだ。

 

・『楽園』の会沢紗弥

楽園、初披露からずっと生で見てる(ハズ)なんですけど、ホントにこれまで全部表情が違うんですよね。今回満面の笑みで披露してくれた楽園、尊みの極みに存在するもの。やっぱすげぇよ、サァヤンは……。

 

・ゆず曲楽しすぎ

ゆずの曲な、普通に楽しすぎて優勝した。やっぱ邦楽の第一線を走り続けてるアーティストが作る曲は違いますね。『LOVE&PEACH』周りのオタクのコールが完璧すぎてビビったんだけど意外とみんな知ってるんですかね?それとも真面目だから予習してきた勢?なんにせよ偉いですね。『無重力シャトル』も👏高まりMAXだった。

 

・「平日」に開催するということ

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今回は平日昼間開催という中々に難易度の高いライブだったので結構自分も無理して参加していた。途中「ここまでして行く意味あるかなぁ」みたいな思いがチラッと脳裏をよぎったりしたんだけど、行ってしまえばやっぱり参加してよかった〜〜と強く思うわけ。幕張公演が終わった翌日には普通に働いてたんだけど、なんていうか1日が「空虚」でしたよね。同じ時間でもあれだけ充実した経験を得ることが出来るのに、クソしょうもない仕事で毎日を浪費させられるのって本当に非人道的で人類文化に対する冒涜だと改めて感じた。我々は絶対に働かないぞ!!!!!

行く前は正直「なんか物足りねえナア〜〜」とか思ってたんですけど、いやホントすいませんでした。優勝してしまいました。この後に続く名古屋と大阪も楽しみでしょうがない。