オー・ソーレ・ミオ

 

総選挙の投票期間終了まであと4日を切った。中間発表はまあ概ねこんなもん(コヨーテ)って感じ、メンツを見ると公式発表の上位10人中4人が声帯未実装で、そのうちりあむを除けば前回から順当に繰り上がっている面々ですね。一方でツイート集計を見ると声帯未実装アイドル7人がランクインしているのが興味深い。やはり最初から声付きのまま実装された新アイドル登場の一件で、声帯未実装アイドルへの追い風が強くなっているのではないだろうか。

ちなみに公式ランキング上位のしきちゃんやまゆなんかはツイッターよりもフェイスブックとかで活動しているレイヤーに多くの支持層がいるらしいっすよ。

今回の特徴は前述した声帯未実装アイドルが多く上位にいることと、何と言ってもPaのデッドヒートが凄まじいことに尽きるだろう。圧倒的爆走を見せたナターリアと猛追するちゃんみお、それに食いつくニューカマーりあむというパッション戦国時代、誰に軍配が上がるのか神のみぞ知るといったところか。

 

エンドゲームを観た。

初日レイトショーで観に行ったんだけど客の外国人割合が多いこと多いこと!公開日がなぜか大元のアメリカよりヨーロッパや中国のが早い(日本はアメリカと同じ日程)という謎の逆転現象が起こってるからなんだろうけど、どんな意図があるんでしょうね?

ディズニー映画らしくリベっぷりを感じるところもあるけどマー対して気にならないレベルで娯楽映画に落とし込めているのは流石といったところ。

 

 

 

以下映画ネタバレ注意

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が気になったのは5年後のソーが太ったまま最終決戦まで望んだ点だ。おそらく誰もがソーの激太りをコメディリリーフの文脈で見ていただろうし、サノスへと挑む際に落ちた雷でマッチョに変身するのだろうとタカをくくっていたのではないだろうか。

ところがそうはならなかった。あの筋骨隆々としたヘムズワースが見るも無残に肥大化したまま決戦に赴くシーンはある意味キャップとトニーの登場よりも印象深く、ここまで来るともう痩せた姿を見ることは叶わないだろうと薄々感づきああその鎧デブっても蒸着できるんだという諦めに近い感慨に浸る他なかった。

激太りした理由について、本編では野望を成就し隠居生活を送っていた老サノスを殺害したことの無意味さに苛まれてのことだと説明されていた。現実的な面で考えれば、本作では明らかに強すぎる最終形態ソーに弱体化パッチが当てられたのは明らかだろう。最終ソーは石全持ちサノスすら圧倒していたのでいわんや過去ノスをやという感じで。思えば今作でのキャプマーの役割はソーとモロに被ってた気もする。完全状態でこの二人が揃ったらもう全部こいつらで良いんじゃないかな状態になっちゃうしね。

ただ、私は激太りにはもう一つの理由があると踏んでいる。「太っているのは悪、痩せているのは善」とも取れる考え方に対してディズニーがNOを突きつけているのではないかということだ。こうした風潮はだいぶ前から肥満の本場アメリカで見るようになった気がする。というよりも「男性のセックスシンボルのような体型になる必要はない」という文脈でのものが多いが、「ありのままの自分でいい」という自己肯定を促す風潮は男女を問わず広がっているように思えるし、そういうことなのかなぁ。

ところでソーの下の名前オーディンソンって言うんですね。一気に庶民派な印象を与える……与えない?